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【東京湾】初タイラバゲーム 2024.04.27

タイラバゲーム 太田屋 2024.04.27

念願のタイラバゲームに行ってきました。4/27 ゴールデンウィークの初日です。船宿はいつも乗合船に便乗してのバチコンでお世話になっている太田屋さんです。ひとつテンヤとタイラバマダイのスポット船が出るということで予約しました。タイラバタックルの準備を始めてからもうはや一年経ちました。初めて行くなら気温が暖かくなってからと思い今日になりました。バチコンの半日とは違って一日釣行なのでコンディションの変化に対応できるようにといろいろと装備が必要になるので荷物が増えます。お昼のご飯も用意しないとお腹が空くので、おにぎりなど軽食を用意しました。

目次

タックル

時間が長時間であるためトラブルでタックルが使えなくなったときに予備があると安心です。ベイトモデルのタックルを2セット持っていきました。タックル1が乗せ調子、タックル2が掛け調子です。

タックル1

ロッドはダイワ、リールはシマノの組み合わせにしたベイトモデルのタックルです。どちらもミドルクラスの製品ですが上級モデルと同じテクノロジが使用されていたりと不意の大物にも対応できるだけの強度を備えています。ロッドはTYPE-Nで乗せ調子でフルソリッドロッドです。

ダイワ 23 紅牙MX N611MLB-TG

シマノ 24 グラップラープレミアム 150XG

クレハ合繊 シーガーPE X8 0.8号 300m

バチコンアジングでは0.4号200mを使用しているPEラインです。
10mごとのラインの色が区別しやすく見やすいので気に入っています。

クレハ合繊 シーガー グランドマックスFX 4号

バチコンで糸ヨレ対策で購入したフロロラインです。
高信頼のラインなのでタイラバゲームでも使用しました。

タックル2

ダイワ 紅牙シリーズのロッドと両軸リールの組み合わせのベイトモデルのタックルです。ロッドはTYPE-Kで掛け調子の穂先はメタルトップのロッドです。リールは巻き上げパワーのある紅牙100XHです。カウンターが付いていない分軽量です。

ダイワ 23 紅牙MX K64XHB-MT

ダイワ 23 紅牙 100XH

ダイワ UVF 紅牙 デュラセンサー×8+Si2 0.8号 400m

バチコンアジングでは同シリーズのUVF PEデュラセンサー×8+Si² 0.4号200mを使用しているPEラインです。
ギガアジを釣り上げた実績があるラインで高信頼のPEラインです。

クレハ合繊 シーガー グランドマックス 4号

自社工場をもつクレハ合繊が自信をもって提供する最強のハリスです。感度、結節強度、耐摩耗性を追求した信頼できるフロロラインです。

PEラインの紹介はこちらの記事を参照してください。

フロロラインの紹介はこちらの記事を参照してください。


仕掛け

今回お世話になって太田屋さんでは以下の通りです
  • PEライン 0.8号~1号
  • リーダーライン 4号
  • タイラバヘッド 80g~100g

服装

タイラバゲーム 太田屋 2024.04.27
アウターバートル  3230 ストレッチパーカ
トップスバートル 4080
パンツバートル 7612
インナーユニクロ エアリズム
グッズ帽子:ダイワ DC-94008(吸水速乾六方型キャップ) ブラック
サングラス:ダイワ DN-8921 偏光グラス グレー シルバーミラー
シューズ:ダイワ デッキブーツ DB-1411
バートル 4068 ホットラバクラバ

小雨でしたが、ストレッチパーカーの撥水性能でしのげました。
朝は少し熱く感じたのでトップスは脱いで今年購入したエアリズム1枚でした。
少し肌寒く感じた昼過ぎにトップスを着込んで問題なく過ごせました。

釣果

タイラバ 太田屋 2024.04.27

真鯛 約900g 1匹

トピックス

初タイラバゲームです。
船に1日中乗るのは中学生以来なので緊張します。
釣座は船長が「12番」と言ってくれて場所は左舷トモ側から2番目です。
中乗りさんいれて片側5人ずつぐらいでちょうどいい感じの間隔でした。

7:10ごろ出船

干潟湾にある船宿の船が次々に出船していくのを見て、船長の「出船です」で出船しました。
20分ほどで到着するとの説明でした。

八景島を過ぎたところで全速力になります。「はやい!」
飛散防止でキャビンなどに荷物は入れておいた方が良いです。
ミヨシ側の人など潮をかぶるのでキャビンに退避しておくと安全です。
船長さんからも何度も案内がありました。

7:30分ごろポイント到着

すでに船がいっぱいです。
近くの船からも船長さんの声が聞こえます。

最初のタイラバは、定番のオレンジカラーです。
紅牙ベイラバーフリーβヘッド アカキン 100g+紅牙ユニットβ SS 大鯛チューン 蛸足紅牙レッド+オレンジです。

船長さんからは「最初は100gで様子を見てやりやすくなったら80g」といった説明がありました。

8時から9時ごろだったか、トモ側のお隣で真鯛が釣れました。
1.6kgの良型です。

スカートかネクタイにチャートカラーが見えたのでカラーチェンジの参考にしました。

10:00 真鯛ゲット

水深36mくらいのポイントだったと思います。
15mの巻上げでアラーム設定していたのですが、もう少し上まで探っていました。
20mくらいの水深でコツコツコツとあたりがあってそのまま上げていて17mくらいでがっつり重さが竿にのったのでそのまま巻上げようとしましたがドラグが緩すぎるのかラインが出ていくだけだったので少し締めて巻上げました。17mくらいでかかったのですぐに上げれて隣の中乗りさんがタモ入れしてくれてゲットです。

ヘッドが流動式なのもあってタモの網目にグルングルンとヘッドが絡むので一匹釣れたら急がずに外してラインチェックしてといった感じです。アジを一匹釣るのとは全く違いました。

使用したタイラバは、紅牙ベイラバーフリーβ ドチャートでした。

転々と移動

真鯛または外道を釣り上げては移動といった感じです。
水深は36m~53mくらいのポイントで午前中は潮の引きで水深が30m以下になって移動というのもありました。

ヘッドを赤にして赤カラーを入れたスカートとネクタイであたりがありましたが乗りませんでした。
その後も何度かあたりがありましたが乗ることはありませんでした。

15時過ぎて25cmくらいのカサゴがかかりましたが、それ以降は特に何もなく終了です。

アフターフィッシング

いつもは、アジを捌くのでなれたのもあって1時間くらいで終わりますが、今回は初めての真鯛を捌きます。
捌き方を見ながらやったのもあって2時間くらいかかったようです。
魚は捨てるところがないといわれるほど全部食べれるのですが、初めてというのもあって刺身にできる部位だけにしました。卵をもっていたのでそれは丁寧にお皿に分けて蒸していただきました。

真鯛の三枚おろしから柵まで
  1. ウロコ取り
  2. エラを取り除く
  3. 内臓を取り除く
  4. 血合いをブラシで洗い流す
  5. 全体をキレイに水洗い
  6. 水分を拭き取る
  7. 頭を落とす
  8. 頭を兜割り(兜焼きとカマの塩焼き)
  9. 三枚おろしは腹⇒背⇒背⇒腹の順で包丁を入れる
  10. 腹骨と血合い骨を切除
  11. 皮をひく

紹介する動画が一番わかりやすく初めての方に参考になると思います。

まず、ウロコをとりますが、アジでやっていたペットボトルのキャップでは全く無理です。今回は包丁でやりましたがうろこが周囲に飛び散ります。後片付けが大変ですので専用のウロコ取り器を使って飛び散らないようにします。最後の仕上げに包丁を使う程度です。

エラは、上、下、膜でつながっているのでその場所を切断すれば簡単に取れます。
なれるまで場所がわからず手探り状態ならハサミを使うのも1つの方法です。
エラが外れると内蔵も簡単に外せます。

頭は背骨の場所が一番固く大変です。
関節の隙間を見つけて刃を入れると割と楽に切断できます。

兜割は正しい手順でやればそれほど大変ではありません。
反動を使って刃をいれていけば切断できます。

3枚おろしは慣れと切れる包丁があれば、「tranquilo(トランキーロ)! あっせんなよ!」できれいに身が切れます。

全体的にすべては「慣れること」です。

感想

フルソリッドロッドに関して

フルソリッドロッドで曲がりが大きいので船長さんにいらない期待をさせてしまいます。
100gのヘッドで船の移動の抵抗があるとかなりティップが入るのでかかってる?と思われることもあります。
反対側の人がオマツリぽいと相手がだれか?で間違われることも何度かありました。
25cmのカサゴでもかなりロッドが曲がるので大物かもと期待されてしまいます。

今回、スリルゲームのロッドは、使ってみてありだと思いました。
粘りが強くどこまでも追随する感じでバラすという不安がありません。
ロッドの曲げを楽しむといわれますが、ファイトでロッドのしなりを利用してうまく浮き上げているという方法というだけであって、無駄に時間をかけてじらしているという印象は間違いだとわかりました。

乗せ調子と掛け調子

今回2本のロッドを持ち込みました。
メインで使用したのは乗せ調子のメガトップのロッドです。
非常に扱いやすく手感度だけでなく穂先の目感度でもわかりやすいロッドでした。
掛け調子のロッドは重いヘッドを速い潮目で使用した場合に流されすぎずないような感じです。
パワーがXHなのでかなりパツンパツンで、穂先はメタルトップなのでティップの曲がりは先端のごく一部です。タイラバゲームがどういったものかのデータが蓄積できていないと、何がどうなっているのかよくわからないです。慣れていない人には乗せ調子がおすすめです。

リールのギア比に関して

とにかくタイラバを落下させて巻上げるだけの作業の繰り返しです。
釣れる巻上げスピードを考えたときに、ローギアだったらどうなんだろう?という疑問がわいてきました。
ハイギアのリールに関しては、2台あるなら1台はローギアもしくはノーマルギアにしておけばよかったかなとちょっと後悔です。

カウンター付きリールがおすすめ

今回、メインで使用したのがシマノ グラップラープレミアム 150XGです。
水深表示、巻上げ速度表示、巻上げ距離アラーム、フォールスピード表示、船べりアラームなどの機能を搭載しています。なかでも巻上げ距離アラームは非常に便利で一番使用する機能です。手元をみなくてもラインのマーカーを見なくても音でわかるのが非常に便利でした。設定では15m巻上げごとにアラームが鳴るようにしていました。設定値は5m10m15m/10m20m30m/15m30m45m/20m40m60m/25m50m75m/OFFから選択できます。
タイラバゲーム経験が少ないアングラーほどカウンター付きリールの使用をおススメします。
一日中、タイラバを落下させたり巻上げたりの作業の繰り返しです。
カウンター付きリールであればやっていることやろうとしていることが数値で確認できて安心になります。
全くあたりもなく無反応が続くなか、繰り返し作業を永遠と継続させるには今何をしていてどうなのか?
論理的に考えられ数値化があれば非常に気が楽です。
次はこうしようというときに本当はできていないのではないのか?
どんどんと疑心暗鬼になっていくように思います。
今回はタックル2を使ったときにそういう感情になってしまいました。
それでもいろいろな経験のある上級者はラインをみたりリールの操作で無意識にどれくらいかを数値化できているのでカウンター付きリールは必須ではないのだと思います。
カウンター付きはカウンターがないリールに比べて重く大きくなるのはデメリットですが、経験を積み重ねるまではカウンター付きがおすすめです。

グラップラープレミアムだけでなく、エンゲツプレミアムとかバルケッタプレミアムも同じカウンター付きです。本体デザイン、ハンドル形状や長さ、ギア比などがことなっているだけです。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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