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【タックル】おすすめのメインラインを紹介

タイラバゲームで使用するメインラインをご紹介します。
私が使用している製品だけでなく、候補にあがった製品や、こんな製品もよいのかもと興味があった製品をピックアップしてみました。バチコンから始めたこともあって気に入った製品で号数をタイラバゲーム用にしているケースもあります。

目次

タイラバゲームのメインライン

タイラバゲームは、真鯛をメインターゲットにした釣りです。
水深は50m以上の場所に生息しているのがほとんどで船釣りが主です。
メインラインはPEラインを使用します。

メインラインはPEライン

メインラインはPEラインが基本です。

PEラインの特長を簡単にリストにしました。

  • ポリエチレン素材
  • 超軽量(比重0.97 水に浮く)
  • 強力が高い
  • 伸び率が極少
  • 柔軟性あり
  • 吸水性なし
  • 耐摩耗性が低い
  • 結節強度が凄く弱い
  • 価格が高い
  • ルアーフィッシング・船釣りで人気

アンダーラインのカラーは長所長所にもあり短所にもなる短所を表しています。

長所をさらに強化する製品、短所を補う製品が開発されています。

ラインの太さ

ここでは号数で表記します。
0.6号~2号くらいまでを使用する可能性があります。
購入したタイラバ用ロッド(紅牙MX)で使用できるPEラインは1.5号の制限があります。
タイラバであれば0.8号基準で0.6号~1号が一般的です。
タイラバの乗せ(TYPE-N)スタイルであれば0.6号がおススメです。
積極的な掛け(TYPE-K)スタイルのタックルだと、ガツンと掛ける衝撃も考えてか少し太めにして1号を使うようこともあるようです。ディープエリアなどでは0.8号~1.5号までです。
太くすることが必ず強度アップになるとは言えず、潮の流れによる抵抗が増えるだけになりかねません。
潮の流れの早い場所では細い方が扱いやすくなります。
1.5号以上は青物が掛かる場合やメタルジグで青物狙いをするようなケースで使用します。
タイラバでは、ラインの太さは0.8号がおススメです。

乗合船では特に条件を厳守する必要があります。
推奨と指定でことなるのでよく確認してください。

PEラインの太さはメーカーや製品で異なるので号数の表記はあくまで目安です。

ラインの直線強度

バチコンアジングでは対象魚のアジのサイズが40cm台以下なので8lbくらいあれば十分でした。
タイラバでは、真鯛を狙いますが、真鯛の成魚は40cm以上で重さは1.2kgくらいです。50cmで2kg、60cmで3kg、70cmで4kg以上にもなります。
真鯛は釣れにくくても、ラバージグは真鯛以外にも多くの魚が釣れる可能性があります
太田屋さんでは、真鯛以外にヒラメ、イナダ(30cm~60cm/2.5kg以下)、ワラサ(60cm~80cm/2.5kg以上)、ヒラソウダ(40cm/1.5kg)、イシダイなどの釣果が報告されています。不意の青物でも抜き上げれるようにするとお土産ができます。
直線強度は16lb(7.2kg)以上でなるべく細い釣り糸がおススメです。

PEラインは原糸の素材や編込み技術で直線強度に差がでます。
強度の表記方法には平均、最低、最高の3種類があるので数値だけで判断しないでください。
一般的に数値が同じであれば最低(MIN)>平均(AVE)>最高(MAX)の順に実際の強度は高くなります。
最低(MIN)表記の製品はほとんど見たことがありません。平均(AVE)表記の製品がおススメです。

あくまで主観ですが、
なぜMAX表記が使われるのか?
道具ではなく自分の腕が良かった!!
そんな自慢がしたいのであれば、こんなに弱い糸を使ってこんなにデカイ魚を釣りあげたといったほうが競える?数値だけを比較するユーザに対して少しでも良く見せたいメーカー側の都合のため?

利用者は「何キロまで負荷がかかっても切れません。」といわれた方が安心です。
これに相当するのが最低(MIN)表記です。

それに対して、平均は何回かの測定で「平均値がこれです」なので、±前後しそれ以上の場合もあればそれ以下の場合もあります。

最大は何回かの測定で「最大値がこれです」なので、それ以下で切れることが大いに考えられます。

ただし、メーカーはこの数値を保証していると考えると必ずマージンがあります。
マージンには測定誤差であったりいろいろな要素を考慮します。
どれくらいのマージンをとっているかはメーカー次第でありそれもノウハウの1つです。

平均値表記の場合、マージンを含めそれ以下で切断はしにくいと考えることができるように思います

ラインの編込み数

マルチフィラメントであるPEラインは何本かの原糸を編み込んでいます。
一般的に、編み込む本数が増えると強度が高く、値段も高くなります。
また、表面の凹凸がなくなります。
用途に併せた強度と価格で決めればよいと思います。
おススメは価格と強度のバランスが良い8本編みです。

PE1号4本編み17lb(7.6kg AVE.)
PE1号8本編み18lb(8kg AVE.)
PE1号12本編み22lb(10.2kg AVE.)
メーカー

釣り糸を製造または販売しているメーカーは多くあるようで実際は技術と設備の都合で製造メーカーは限られています。釣り糸の種類でも製造できるできないが異なるため、OEMに頼っているメーカーも少なくありません。
どこのメーカーの製品を選ぶのか?
自社製がなんとなく信頼できそうですがOEMだからダメというものでもありません。
どこのメーカーがどこのOEMかという情報は公開されていないので不明です。
PEラインの素材は、「超高分子量ポリエチレン繊維」です。
素材は東洋紡の「イザナス(旧ダイニーマ)」米ハネウェル社の「スペクトラ」などがあります。


この素材を製造メーカー各社のノウハウで編み上げ製品になります。
PEラインの編込み技術と設備を所有しているメーカーは数社に限られ、ほとんどがOEMに頼っているようです。
編込みは4本編み、8本編み、12本編みなどあります。

メーカー選びで参考になるのは以下のリンク先です。
記載のメーカーの全ての製品が遵守しているわけでもないので注意が必要です。

良く使っているダイワは、素材は東洋紡ですが、編み込みがどこでやっているのか不明です。
使用していて太いなと思ったことはありませんし、これダメだと思ったこともありませんでした。
気になるのは染料によって脆くなっているのかも?と思える事象はありました。
ダイワ製ばかりだと比較できないので今ではYGK製も購入して使い比べています。
YGKは釣り糸の総合メーカーなので製造と販売を行っています。
ダイワ製は平均値表記に移行していますが、YGK製はまだ最大値表記である点は注意が必要です。
ただし、ダイワ製に比べてYGK製が弱いと感じたことは一度もありません。
ダイワ製のマッスルPEシリーズは各魚種用にラインナップされていますが、基本性能は同じでカラー、号数、長さ、編み込み数があるかないかだけです。異なる性能のラインであればYGK製の方が数多くあります。

おススメのPEライン

標準的なPEラインより強度がある製品や0.6号~1号で200m~400mのラインナップのある製品を紹介します。

SUNLINE SIGLON PEx8

特長は以下の通りです

  • EX-PE(高強力&ローコスト)
  • ナイロンの約3倍の強度
  • メーカー希望本体価格 オープン価格

SIGLON PEx8公式サイト

200mが0.3号~3号まで、300mが0.6号~5号までのラインナップで幅広いジャンルで使用が可能です。

号数、長さ、カラーを選択してください。
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ダイワ UVF 紅牙 デュラセンサー×8+Si2

特長は以下の通りです

  • 新原糸TOUGH PE採用
  • TOUGH PExNEW Evo Silicone2
  • マッスルPE
  • マッスルBraiding
  • マルチカラー:200m/300m/400m
  • メーカー希望本体価格 3,100/4,150/5,400(税抜)

紅牙 デュラセンサー公式サイト

200mと300mは0.6号~1.5号、400mは0.8号と1号のラインナップでディープタイラバにも対応
太さは気にならない製品です。
強力表記は平均値です。

ダイワ UVF デュラセンサーシリーズの8ブレイドの製品です。ダイワのブランドごとにラインナップがあります。

※同じブレイド数同じ号数での強力は同じです。

号数と長さとマルチカラー(5C)の好きなカラーの組み合わせで選べばよいでしょう。

YGK XBRAID 鯛 rubber custom PE BORN RUSH WX8

特長は以下の通りです

  • HST加工/WX工法/
  • やや細め
  • マルチカラー:200m/300m/400m
  • メーカー希望本体価格 オープン価格

XBRAID 鯛 rubber公式サイト

200m、300mと400mすべてに0.4号~1号のラインナップでバチコンからタイラバまで対応可能
標準のPEラインより高強度で太さも細目です。強力表記はMAX値です。

ゴーセン ROOTS PE×8

特長は以下の通りです

  • MPX製法、HDX製法
  • マルチカラー:150m/200m/300m、ライトグリーン:150m/200m
  • メーカー希望本体価格 オープン価格

ROOTS PE公式サイト

0.6号~4号までのラインナップです。日本国内の自社工場ならではの安心のクオリティです。

長さ、号数、カラーを選択してください
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シーガー PE×8

特長は以下の通りです

  • 高感度
  • 高強力
  • 高視認性
  • バリュープライス

シーガー PE公式サイト

0.4号~6号まで対応しています。0.6号~1号にはピッチマーキングが使用されています。
強力は最大と平均の両方が表記されています。

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PEラインが不向きなシチュエーション

  • 強風時
  • 潮の動きが激しい

軽量がゆえに、風や潮の流れでラインスタックが増えルアーのアクションがしにくく、感度が鈍くなります。リトリーブ時にはルアーを浮かせる力が強いのでボトムを攻めにくく、ルアーが水面に浮きやすくなります。

これらを克服するために他の素材を混ぜて編み込んだハイブリッド製品が増えています。
キャストする場合、水深が深く潮が早い場所などではハイブリッド製品のメリットが活かせるかもしれません。

PEラインやモノフィラメント系の釣り糸について詳しく記載してありますので、バチコンアジングで紹介したおススメPEラインの記事を参考にしてください。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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